これを使いこなせればだいたいいける

「単語をたくさん覚えるのはたいへん」
いくら小さい頃からたくさんの英単語に触れていたとしても、思うように頭に入っていないという人は少なくないのではないでしょうか。
「もっとたくさん覚えないとスラスラ話せない」
「覚えている語彙量が少ないから話せないんだ」
と思っている人も多いかもしれません。

確かに知っている単語数が多い方が表現の幅は広がるでしょう。フォーマルな場でも語彙の幅が多い人は一目置かれるのも事実としてはあります。
しかし、日常的に話すレベルで…例えばオフィスで同僚と話すレベルでネイティブの人たちは難しい単語(Big word)を多用しているでしょうか。
普段の自分の意思を伝えたい場において、必ずしもそうでないというのがお伝えしたいポイントです。

そこで今回は「これさえ使いこなせればたいていのことは伝えられる」と言われている(アメリカ等でも英語の先生が実際に教える)6つの基本動詞をご紹介したいと思います。
※それぞれの動詞を使った句動詞・群動詞やイディオム、短いフレーズについては各動詞ごとに別記事でご紹介します。

6つの基本動詞

結論からいうとこの6つになります。

  • do
  • go
  • get
  • take
  • make
  • have

どれも中学1年生くらいでならった単語ではないでしょうか?

詳細については、それぞれのページで説明したいと思いますが、よく使われるのは以下のようなシーンです。

do, go, have

Do your homework before going out!
「出かける前に宿題やりなさい」
お母さんが子供にいいそうなセリフですね。
ここで一つ覚えておきたいのは、
do homework「宿題をする」のdoの方だけではなく、
going outの方です。goだけだと「行く」ですが、go out「出かける」と訳せます。単純な動詞+前置詞で非常によく使う言い回しを表現できる例になります。

Could you take a look at this document?
「この資料見ておいてくれませんか」
職場等でもよく出くわすフレーズではないでしょうか。
ここでもポイントとなるのは、take a look「見てみる」にあたる部分です。
see や lookは嫌というほどみてきたという人も、ネイティブがよくつかうこの言い回しはスッとでてくる人はそう多くはないかもしれません。
一方で、逆に海外留学やホームステイ、駐在員の経験がある人なら耳にしたことがない人の方が少ないかもしれません。それくらいよく使われる句動詞の一つです。

Please have a seat.
「おかけください。」
おそらく中学時代の英語ではsit downで覚えた人が大多数ではないでしょうか。
これはかなり直接的な言い方で「座れ」という感じになってしまうため、言われた側からするとやや無礼な印象を持つ方もいる可能性が高いです。
ちゃんとした場ではhave a seatの方が「おかけください。」「お座りください。」に近い丁寧な印象になります。


ちなみに、今回の基本動詞6つには入りませんが、基本中の基本be動詞を使った
Please be seated. 「ご着席ください。」という表現も卒業式などの式典の場で使われることがあります。

この他にも6つの基本動詞をつかった表現は非常に多岐にわたります。
一つづつ攻略して、表現の幅を広げてきましょう!

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