世の中には非常に多くの英語・英会話のスキル向上を支援するサービスがあります。あまりに多すぎて何があるのか、どうちがうのかわからないといったと思われる方も多いと思われます。
筆者がこの10数年様々な英会話トレーニングを実際に見て聞いて経験してきたことを踏まえ、おしみなく情報をお伝えしていきたいと思います。
今回はその中でも大きな分類を知ることで、自分がどれが必要かの最初の入り口について考えられるようにしたいと思います。
王道4つのカテゴリ
大きくわけて4つのカテゴリがあります。
それぞれ、サブカテゴリを入れてリストアップしたいと思います。
- 英会話教室
- アメリカ系英語
- イギリス系英語
- 複合型
- オンライン英会話レッスン
- 一般向け
- ビジネス向け
- 短期集中コーチング
- 教室型
- オンライン専門型
- 留学
- 英語圏語学留学
- 英語圏学部・専門留学
- 準英語圏語学留学(フィリピン等)
もちろん、分類の仕方、考え方によってはこれ以上もあるかもしれませんが、あまり例外的なものはここでは省略したいと思います。
英会話教室
もっとも一般的で広く知られているタイプと言えると思います。
このあたりはどちらかというとアメリカ英語系と言えるのではないでしょうか。
ここは明らかにイギリス系として名が知れているところです。
共通するのはいずれも先生と複数の生徒が一つのクラスで会話をするというのが主力サービスとなっているところです。
複数の人と話せるので、ネイティブと個別に一対一で話す自信がまだない人には少し気楽になるかもしれません。一方で、一人当たりの話せる量が少なくなってしまったり、話しまくる人が一人いるとその人にやたら時間がとられてしまったり、逆に自分よりレベルの低い人がまじっているとその人に合わせてすすめられるのにストレスを感じてしまうこともあるのが注意点です。
オンライン英会話レッスン
この10年で一気に市民権を得たといっても過言ではない業態です。Skypeを活用したレッスンが有名です。最近は各社個別のオンラインツールを使ったりすることもあるようですが、なんといっても「通わなくていい」ということで忙しい人に人気があります。
この二つは圧倒的な安さを売りに一気にユーザーを増やしてきたサービスですね。特にレアジョブはこの業界のパイオニアといってもいい存在と言えます。
一方で後発のDMM英会話は、ネイティブに限らず世界中の「英語が話せる人」が先生になっているので、コーチの選択肢が非常に多いところとも言えます。
知る人ぞ知るビズメイツはビジネス英会話に特化したサービスです。少し高めではありますが、教材含め圧倒的なコンテンツ力があるのが特徴です。また他よりもコーチのレベルが高いという評価も多くのメディアやブログ等で言われています。日常会話や留学には向かないかもしれませんが、仕事で英語を使うかもしれない人にとって「慣らし」にはうってつけでしょう。
短期集中英会話トレーニング
2016年ごろから徐々に広がりだした部類のサービスです。日本人のトレーナー(コーチ/コンサルタントと呼ぶところも)が専属で2、3か月徹底的に訓練してくれます。文法等の細かい意味やニュアンス、日本人ならではの間違いは日本人のトレーナーに教えてもらった方が理解が深まるのは良い点と言えます。
この4つがメインプレーヤーとしてここ数年で厳しさとターゲットとしている層で分類されます。
このカテゴリに関しては、かなり詳しく語ることができるので、別記事で続きをお伝えしたいと思います。お楽しみに。
留学
ここではあまり他では見られないだろうという分類形式をとってみました。
英語圏語学留学
英語圏学部・専門留学
準英語圏語学留学(フィリピン等)
それぞれ順番に見ていきましょう。
英語圏への語学留学
まず英語圏への語学留学について
こちらは古典的な手法で、アメリカ・イギリス・カナダ・オーストラリア・ニュージーランド等へ行って逃げ場のない状況に追い込んで身に着ける手法ですね。ホームステイと併用して滞在する人も多いかと思います。
期間としては2、3か月のもあれば1年ほど集中して言語だけを徹底的に学ぶというものです。
良い面としては、その言語の「学習」に集中することでアカデミックに学ぶことができるのですが、非英語圏のクラスメイトとつるむことが多くなりきれいな発音ではっきり話してくれる先生の英語はわかるけど、それ以外は中途半端な英語を毎日学校で耳にすることになります。
最も望ましくないケースとしては、同じ国の人通しで群がって、母国後で話してしまうというもの・・・せっかく追い込まれた環境のはずが、非常にもったいないことになってしまいます。
積極的に現地の学生等との交流の場に身を置く努力が必要になります。
英語圏の学部・専門分野への留学
英語圏の学部または専門分野への留学については、「英語を」ではなく「英語で」学ぶことになるため、開始時点でそれなりの英語力が求められます。
そのため、多くはTOEFL等アカデミックかつスピーキング力が試されるテストを受けて一定のスコア以上を持っていることが入学条件に含まれることが多いようです。
一つの目安として120点満点のTOEFL iBTのスコアがあります。2年生の短大なら60点未満もしくはなしでもいいところもあるようですが、専門学校や大学なら61~81点がボトムラインとなります。大学院なら81~100点以上というスコアを求められるところが多く、最高峰のハーバード大学等になると105~115点の人たちが世界中から集まります。
準英語圏への留学
最後にここの10年前後で非常に人気がでてきたのがフィリピンを中心とした準英語圏への留学です。シンガポール等も英語が通じたりはしますが、シングリッシュとして発音のくせがつよいため、アジアの中でももっとも英語がうまいといわれるフィリピン人を英語の先生として学ぶ人が増えています。
比較的物価が安いこともあり、学費以外でも抑えられるということで経済的な理由で選ぶ人も多いと思われます。
最近はその安価な学費に目をつけて親子留学をする家庭も増えています。
それぞれについてもう少し詳しく聞いてみたい方は、お気軽にParagon Global Supportへお問い合わせください。
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